逆転裁判第二話「はじめての逆転」後編 【登場キャラクター】 成歩堂龍一(ナルホド):男性。新米弁護士にしてこれから数々の伝説の逆転劇を                 みせてくれることになる男。抜けたところはあるが             基本はまじめ。 綾里千尋(チヒロ)&時計:女性。綾里法律事務所所長。若くして法律事務所を立ち上げその腕で           数々の法廷をこなしている。大人の女。今回は置き時計とかぶりでお願いします。 矢張 政志(ヤハリ):男性。"事件の陰には、ヤッパリ矢張"といわれるほどのトラブルメーカー            別に彼が悪いのではなく運が悪い。今回は殺人容疑がかけられちゃいます。 亜内武文:男性(52)。この事件の担当検事。押しが弱く。なんとなくパッとしない男。 山野星雄(ヤマノ)&???:男性(44)。死体の第一発見者にして犯人w。 へこへこした新聞勧誘員で、現場で矢張を目撃しています。 裁判官(サイバンカン):男性(6?)。頭つるつる、立派なヒゲをたくわえたお茶目なおじさんです。 ナルホド: チヒロ: ヤハリ: アウチ: ヤマノ: サイバンカン: ナルホドN:さて今回の事件は、いたってシンプル。       マンションの一室で、若い女性が殺害された。 凶器は《考える人》の形をかたどった置物。       逮捕されたのは、不運にも彼女とつきあっていた男。       矢張 政志(やはりまさし)・・・小学校からの大親友だ。       “事件の陰に、ヤッパリ矢張”と言われつづけて23年。       なぜか、いつでもキツいトラブルに巻き込まれている。       ただ1つ言えることは、悪いのはこいつじゃない。       しかし今回はハッキリとした目撃者までいる・・・       矢張が無実ならこの目撃証言にうそがあるはず・・・!! 【OP】 チヒロ:「逆転裁判第2話『はじめての逆転』後編」!! ナルホドN:8月3日午前10時 地方裁判所 第2法廷       これから第一発見者の山野星雄さんへの尋問がはじまる ナルホド:山野さん、時間のことなんですが・・・ ヤマノ:時間はハッキリ覚えています。お昼すぎの、2時でした。 ナルホド:午後2時!間違いありませんか? ヤマノ:はい。さようでございます。 ナルホドM:・・・う〜ん、妙に自信がありそうだな・・・・ チヒロ:午後2時・・・?     なるほどくん。なんか、おかしくないかしら? ナルホド:え! ナルホドM:たしかに解剖記録と合わない・・ここは・・ ナルホド:異議ありっっ!! ナルホド:死体を見つけたのが、2時。間違いありませんか。 ヤマノ:ええ。2時でしたね。たしかに。     (バンッ!) ナルホド:しかし、それはおかしいんですよ。      この解剖記録のデータと、あきらかにムジュンしています。      被害者が死んだのは、午後4時よりあとなんです。      2時に死体を見つけられる。はずは、ゼッタイにありません!      どうして、2時間もズレがあるんでしょうか・・・? ヤマノ:え・・・!     あの・・・それは・・・・。 アウチ:異議ありっ!!   アウチ:それは、ささいなコトです。単なる記憶ちがいでして・・・ サイバンカン:いいえ・・・私には、そうは思えません。     山野さん。どうして、死体を見つけた瞬間を2時だと・・・? ヤマノ:・・・ええと・・・その、ど、どうしてでしょうね・・・。 チヒロ:みごとなツッコミよ!なるほどくん!     そうやって、矛盾を指摘していけばいいの。     うそは、かならず次のウソを生み出すはず。     そのウソをまた見抜いて、あいつを追い詰めましょう! ヤマノ:・・・あ!そうそう、思い出しました! サイバンカン:・・・では、もう一度、時間について証言してもらいましょうかな? ヤマノ:死体を見つけたとき、時間が聞こえてきたんでございます。     あの音、時報みたいな感じで・・・・たぶん、テレビだったと思います     あ、でも、時報にしては、2時間もズレていたんですよね?     たぶん被害者の方は、ビデオを見ていたのではないでしょうか。     その音を聞いたから、2時だったと思い込んでしまったんでしょうね。     どうも、ご迷惑をおかけしました・・・。 サイバンカン:・・・ふむ。なるほど。ビデオで時報の音を聞いた・・・。     では、弁護人。続きをお願いします。 チヒロ:なるほどくん。     もう、やり方はバッチリよね?     ・・・まかせてください。 ナルホド:ちょっと待ってください!!今のテレビのことなんですが、      そもそも、マンションは停電だったはずですよね。      この記録がそれを証明しています! ヤマノ:・・・!     (バンッ!) ナルホド:テレビにしろ、ビデオにしろ、使えるわけがないじゃないですか! ヤマノ:ふぎゃ・・・!!     そ・・・、それは・・・。 サイバンカン:・・・たしかに、そのとおり。     山野さん。・・・どういうことですかな? ヤマノ:・・・いや、私もその、どういうことなのか・・・。     はっ!そ、そうだ!お、思い出しました! サイバンカン:・・・山野さん。     証言は、最初から正確におねがいしますよ。     だんだん、あなたという人物があやしく見えてきています。     なんか、妙にクネクネしているしねぇ。 ヤマノ:・・・!!     も、もうしわけございません。     ・・・でも、なにぶん。死体を見たショックで・・・。 サイバンカン:もういい、わかりました。     では、さらに《証言》をお願いしましょう。 ヤマノ:やっぱり、"聞いた"のではなく、"見た"んでした!     現場には、置物があったじゃないですか。     ほら、犯人が殴るときに使った凶器ですよ!     おそらく、あれで時間がわかったんだと思います・・・。 ナルホド:異議ありっ!     ちょっと待ってください。凶器はこのとおり、"置物"なんですよ。        (ばーーんっ!)←強く、そして相手を指差し!     これのどこが時計なんですかッ! ヤマノ:うおおおおぉ・・・!!     ・・・あんた、なんなんだ!さっきからエラそうに。 ナルホド:山野さん。質問に答えてください。 ヤマノ:オレ・・・わ、わたしは見たんだ。そいつは置き時計なんだよ! アウチ:裁判長!ちょっとよろしいですか。 サイバンカン:どうしましたか?亜内検事。 アウチ:この置物は、証人の言うとおり、実は置き時計なんです。     首がスイッチになっていまして、時間をアナウンスするタイプです。     時計に見えないので、《置物》として提出したんです・・・。 サイバンカン:なるほどね・・・。     凶器は、実は《置き時計》だった、と。     どうかな?成歩堂くん。     山野さんの証言は間違っていない。これはたしかに、     時計なんだから。・・・今の証言について、もう問題ないかね? ナルホド:裁判長!大きな問題が残っています!      その置物が時計だと知るためには。実際に・・・      手に取るしかありません。      しかし、証人は"部屋には入らなかった"と証言している。        (バンッ)      これは、あきらかに矛盾しています! サイバンカン:・・・ふむう・・・。たしかに。 ナルホド:なぜ、証人が時計のことを知っていたか?それは・・・!      あなたがウソをついている!!        (バンッ)      あなたはあの日、現場の部屋に入ったのです! チヒロ:山野さん、今のショックで頭が動いたような・・・ ヤマノ:な、なんだと!し、知らねぇぞオレは・・・ ナルホド:そうだ!あの置き時計で被害者を殴ったのは、あなただったんだ!      彼女を殴ったときのはずみで、あの時計は鳴った!      あなたは、その音を聞いたんです! ナルホドN:法廷がざわめきたつ。 サイバンカン:静粛に!・・・おもしろい。     成歩堂くん、つづけなさい。 ナルホド:はい。      ・・・山野さん。きっとあなたは、かなり驚いたはずです・・・。      被害者を殴った瞬間、置物が急にしゃべり出したわけですから。      その声が、強烈に印象に残ってしまった。      だから、あなたは時間だけを妙にハッキリ覚えていたんです! アウチ:異議ありっ!     ど、ど、どういうつもりですか!     そ、そんないいかげんな言いがかりは・・・。 ナルホド:いいかげんかどうか・・・。      証人の顔を見てください! ヤマノ:・・・う・・ぐぐ・・・ サイバンカン:証人・・・。どうなんですか?     あなたが殴ったんですか? ヤマノ:わ、ワタシは、その・・決して・・・     わたしが・・・きいたの・・・は・・・     ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! ナルホドN:そう叫び声をあげると山野さんは自分の髪をつかみ投げた!?      カツラ?は僕の顔にあたり・・・ ヤマノ:うるせぇんだよ!細かいことをグチグチと!     あ、アイツだ・・・!オレは見たんだよ・・・・。     し、死刑だ!あの男に、死刑を・・・! サイバンカン:静粛に!静粛に!! アウチ:裁判長!お、お待ちください!     ただいまの弁護人の主張には、証拠のカケラもありません! サイバンカン:成歩堂くん! ナルホド:はい。 サイバンカン:証人が聞いたという時報が、この時計の音だったという証拠。     そんな証拠はあるのですか? ナルホドM:これは重要な問題だ!よく考えないとな・・・ ナルホド:・・・そうですね。山野さんが聞いたのは、この置き時計だったのです。      それを証明することは、簡単だと思います。それは・・・      この場で、置き時計を鳴らしてみればいいんですよ。      裁判長。その時計を貸してみてください。      いいですか。・・・よく聞いてください。 時計:・・・ピッ・・おそらく9時くらいとおもう・・ サイバンチョ:な、なんか、ヘンなアナウンスをする時計ですね。 ナルホド:まぁ《考える人》ですから。 サイバンカン:・・・で、このアナウンスがどうかしましたか・・・? ナルホド:亜内検事。今、ほんとうは何時ですか? アウチ:11時25分・・・。あ! ナルホド:2時間、遅れてるんですよ。この置き時計は・・・。      殺人現場で、山野さんが聞いた時刻と同じく、ね。      さぁ、どうですか!言い逃れできますか、山野さん・・・? ヤマノ:・・・・へ・・・へっ!あんた、1つ見逃してるよ! ナルホドM:・・・え。な、なんのことだ・・・? ヤマノ:たしかに、その時計は2時間、遅れてるみたいだな。     だがな・・・。その時計が、事件当日にも遅れていたかどうか・・・     その証拠がないかぎり、証明したことにはならねぇぜ! ナルホド:・・・。 ナルホドM:・・・そんなこと、証明できるワケがないじゃないか!      クソッ!あと一歩だっていうのに・・・! サイバンカン:成歩堂くん。・・・どうやらあなたは、それを証明するのは     無理のようですね。 ナルホド:・・・!      ・・・は、はい・・・・ サイバンカン:となると、山野さんの言うとおり、彼を告発することはできません。     ・・・残念ですが、ね。       (カンッ)     ではこれにて、山野星雄氏に対する尋問を、終了します! ヤマノ:へっ! 人がわざわざ証言しに来てやったっていうのに、     ハンニンよばわりかよ!     まったく弁護士ってのは、ひどい連中だぜ! ナルホドM:くそ!・・・山野め!       (バンッ)      すまない!矢張・・・もう少しだったのに。      僕にはもう、どうしようもない・・・ チヒロ:待ちなさい!山野 星雄!! ナルホドN:所長の怒りに満ちた叫びが法廷内に響きわたる。 ナルホド:ち、千尋さん! チヒロ:なるほどくん!ダメよ!ここであきらめちゃ!     ・・・考えましょう! ナルホド:でも、もう無理だよ!千尋さん!      事件があった日に、時計が遅れていたかどうかなんて      今さら、証明しようがない! チヒロ:そ、・・・そうね・・・。     じゃあ、いっそのこと発想を逆転させましょう!     「あの時計が、事件当日も2時間遅れていたかどうか」・・・     そう考えるのでなく、そもそも、あの時計が     「なぜ2時間も遅れていたのか?」     その理由を考えてみるの!なるほどくん!     あの時計がなぜ、2時間遅れていたか、わかる? ナルホド:・・・・・・・・あ!      はい、それなら、たぶん、わかると思います! チヒロ:あなたなら、それを証明できるはずよ!     それをつきつけてやりましょう! サイバンカン:どうですか、成歩堂くん。     事件があった日には、時計はすでに遅れていた・・・     それを証明することができると言うのですか? ナルホド:・・・・もちろん。      ある証拠品で、それを証明できると思います。 ヤマノ:ほう!・・・できるもんなら、やってみな! サイバンカン:では、時計が遅れていた理由を示す証拠品を提示してもらいましょう! ナルホド:これです! サイバンカン:それはパスポート! ナルホド:被害者は、事件の前日、帰国したばかりでした。      ニューヨークと日本では、14時間の時差があります!      日本で午後4時のとき、向こうでは前日の午前2時。      時計で見れば、その差はちょうど2時間になります!      被害者は、帰国後、時計の時差をまだ戻していなかったのです!      だから、あなたの聞いた時間は2時間ずれていたんだ!       (バンッ)      どうですか!山野さん! ヤマノ:ぐ・・・。・・・・・       (ドサッ) ナルホドN:山野は泡を噴きその場で倒れこむ サイバンカン:せ、静粛に!静粛に!  ・・・さて。ここへ来て、状況は一変したと言っていいでしょう。     亜内検事。山野星雄は・・・・? アウチ:は、あの・・・先ほど緊急逮捕いたしました。 サイバンカン:よろしい。・・・成歩堂くん。 ナルホド:はい。 サイバンカン:・・・正直なトコロ、驚きました。     こんなに早く、依頼人を救い出した上、真犯人まで探し出すとは・・・。 ナルホド:ありがとうございます・・・。 サイバンカン:ともかく、今となっては形式にすぎませんが、被告人、矢張政志に     判決を言い渡します。・・・被告人"無っ罪"っ!!        (カンッ)     ・・・では、本日はこれにて閉廷! ナルホド:山野という男は、空き巣の常習犯だったらしい。      新聞の勧誘をしながら、留守の家を狙っていたという。      ・・・あの日。矢張が部屋を訪ねたとき、被害者は留守だった。      彼が立ち去った後、山野は"仕事"をするため、部屋に侵入。      そして部屋を物色中、被害者が帰ってきたのだ。      逆上した山野は、そばにあった置物を手に取って・・・。 ナルホドN:8月3日 午前2時32分 地方裁判所 被告人第2控え室 ナルホドM:・・・うう、ブジに終わったなんてまだ信じられないよ・・・ チヒロ:なるほどくん!やったわね!おめでとう! ナルホド:あ、ありがとうございます!      ・・・ホント、所長のおかげです。 チヒロ:ううん。そんなことないわ。     とにかく私、ひさしぶりに、スカッとしたわ! ナルホドM:こんなニコニコしている所長、初めてだ      そうだ!矢張のヤツもよろこんでるだろうな・・・ ヤハリ:死ぬんだぁ・・・。な、なんでおまえが、そんなカオしてるんだよ!     成歩堂ぉ・・・。オレ、そろそろ死ぬからさぁ。 ナルホド:い、いやいやいや。      おまえは無罪になって事件は終わったんだよ、矢張。 ヤハリ:・・・・。でもよぉ、・・・美佳は帰ってこないんだよなぁ・・・。 ナルホドM:・・・矢張・・・。 チヒロ:あめでとうございます。ヤッパリさん。 ヤハリ:ヤ"ヤッパリ"・・・? チヒロ:どうかしましたか?ヤッパリさん。 ヤハリ:いや、あの。なんつーかその、ホント、ありがとッス。     オレ、一生忘れねーから。 チヒロ:・・・まぁ。 ナルホド:おい、助けたのはぼくだぞ・・・ ヤハリ:あ、そうだ。 ヤハリ:こ、これ、プレゼント!・・・受け取ってください! チヒロ:あら。・・・私に?     あの・・・。でもそれ、証拠品じゃあ・・・? ヤハリ:実はコレ、オレがあいつのために作ってやった時計なんスよ。     あいつのと、オレのとで2個、作ったんス。 チヒロ:まあ、あなたが作ったの、これ?・・・・そうね。     ・・・じゃ、記念にいただくわ。 ヤハリ:・・・でもよぉ、成歩堂・・・。     オレ、こんなのアイツのこと想っていたのに、     あの女にとってオレ・・・、ただのオモチャだったんだよな。     すげぇ、悲しいよぉ・・・。 ナルホド:矢張・・・。 チヒロ:・・・。     私、そうは思わないけど。 ヤハリ:・・・え? チヒロ:彼女は彼女なりに、あなたのことを想っていたはずですよ。 ヤハリ:ハッ!・・・な、なぐさめなんて・・・。 チヒロ:あら、それはどうかしら。ねぇ、なるほどくん?     ・・・わからず屋の彼に、彼女の気持ちがわかる証拠を見せてあげて。 ナルホド:は、はい?・・・あ、そ、そうですね。      矢張、これ・・・・。 ヤハリ:な、なんだよ・・・。この時計がどうかしたか? ナルホド:これ、お前の手製のオリジナル時計なんだな。      彼女、こいつといっしょに旅行に行ってたんだぜ。 ヤハリ:は、はん。たまたま時計がなかったんだろ? ナルホド:それだけで、わざわざこんな重いものを持っていくか・・・? ヤハリ:まあ、何をどう考えるかはお前しだい。だけど・・・ ヤハリ:・・・成歩堂。今回のコト、お前にたのんでよかったよ。     ・・・ホント、ありがとな。 ナルホドM:・・・これでよかったのかな・・・。 チヒロ:・・・なるほどくん。証拠品ってこういうものよ。     見る角度によって、その意味合いはどうにも変わってしまうわ・・・。     人間だって、そう。     被告人が"有罪"か"無罪"か?私たちには、知りようがない。     弁護士にできるのは、彼らを信じることだけ。     そして彼らを信じるということは、自分を信じるということなの。     ・・・なるほどくん。強くなりなさい。・・・もっと。     自分が信じたものは最後まで、あきらめてはダメ。          ・・・・じゃあ、私たちも帰りましょうか。     そうですね。今夜は私、パーッとごちそうしちゃおうかな。     ヤッパリさんの無罪をお祝いしましょう! ナルホド:・・・はいっ! チヒロ:あ、そうだ。・・・ヤッパリさんといえば、あなた、     彼のおかげで弁護士になった、って言ってたわよね。 ナルホド:え、は、はあ。・・・"ある意味"ですけど。 チヒロ:今度、聞かせてね、その話。・・・ものすごく興味があるの。 ナルホド:・・・こうして、ぼくの最初の事件は幕を閉じた。      矢張のヤツ"トモダチはいいなあ"を連呼しつつも、      あの《考える人》の時計以外に、依頼料を払う気はないようだ。      ・・・・・・そして、あの時計は、再び、とんでもない事件を      引き起こすことになり、"矢張のことを話す"という      ぼくの約束は、永久に果たされることはなかった。 【ED】 ナルホド:綾里法律事務所内で殺人事件が発生。ある姉妹の悲しい物語の影には      巨大な企業の陰謀が隠れていた。 チヒロ:逆転裁判第3話「逆転姉妹」前編     ・・・さようなら・・なるほどくん・・・ ナルホド:千尋さん・・・ちひろさぁぁぁぁん!!!      end