《超色騎兵ANPAN-MAN エピソード1「救世主誕生」》  cyousyoku-kihei/あんぱんまん Dr.ジャム:男性(56)。どうぶつ王国直属科学研究機関「パンベーカリー」      研究主任。ライオン国王の命によりアンパンマンを完成させる。 バタコ:女性(16)。ジャムの秘書兼オペレーター。 チーズ:女性(21)。「パンベーカリー」とともに戦闘に参加する陸軍少尉。     男っぽい性格で、よく男性と間違えられている。 アンパンマン:対細菌兵器戦闘型アンドロイド。以前は人命救済型食料配給システムを     搭載しており、もともと戦闘用でないことが今後の戦いで苦しむこととなる。 ショクパンマン:男性(24)。劣勢のどうぶつ王国の中で、常に最前線に立ち     国民を守り続ける。悪を許さず、女性や子供にとてもやさしい紳士。     決してアンドロイドではない。 ホラーマン:バイキン帝国特攻部隊隊長。カビ=ルンルンをあやつり破壊の限りを     つくしている。 ジャム♂: バタコ♀: チーズ♀: アンパン♂: ショクパン♂: ホラーマン♂:      ジャム:獅子王歴1025年、     世界征服をもくろむバイキン帝国との戦闘は激化     どうぶつ王国は多くの罪のない人々の犠牲を払った。     戦線は圧倒的な強さでバイキン帝国の優勢に進み、     どうぶつ王国ライオン国王は最後の望みを     国王直属研究機関「パンベーカリー」に託すのだった。 【OP】 バタコ:超色騎兵ANPAN-MAN エピソード1「救世主誕生」。 ジャム:チーズ、ついに完成じゃあ!! チーズ:やりましたねDr.ジャム! ジャム:人命救済型アンドロイドを対細菌兵器戦闘型アンドロイドに改造することに     成功した!! チーズ:わが国の戦闘力はバイキン帝国にかなり遅れをとっていましたからね。     これでヤツらに対抗することができますね。 ジャム:さぁ、目覚めるのじゃ!アンパンマン!! アンパン:イエス、ドクター・・・ぼ、ぼくの名は・・・      アンパン・・・マン・・・。 ジャム:そうじゃ、アンパンマンじゃ。     お主の力でこのどうぶつ王国を救ってほしいんじゃ、たのむぞ! バタコ:Dr.ジャム!エリア57に帝国軍兵器“カビ=ルンルン”が現れました。     現在、ショクパンマンが応戦中です! ジャム:わかったバタコ。チーズ、さっそくじゃがアンパンマンを連れて     エリア57に向かうんじゃ! チーズ:了解! ◆エリア57◆ ホラー:キョー、キョッキョッキョウ!     聞け、カビ=ルンルンたちよ、     この平和ボケした下等動物どもの叫びを。 ショクパン:ショクパーーーンジャベリン!! ホラー:ぐっ・・・なにヤツっ! ショクパン:ホラーマン、ボクが来たからにはこれ以上好きにはさせないよ。 ホラー:お前はショクパンマン!     カビ=ルンルン、カビカビ攻撃だ! ショクパン:く、くっそう・・・数が・・・数が多すぎます。       さっきまでの戦闘でち、力が・・・。 バタコ(通信):ショクパンマン、5分、いや3分耐えて!今、応援をおくったわ! ショクパン:3分ですか・・・このままでは持てないかもしれませんね・・・。       しかたありません。あれを使いますか。 ホラー:キョー、キョッキョッキョッキョ!・・・ん?! ショクパン:この神白(しんぱく)の貴公子と言われた、この私、ショクパンマンが       お前たちの汚れた心を白く洗い流してさしあげます。       ショクパーーンギャラクティカァァ!! ホラー:キョハーッ!あれだけのカ、カビ=ルンルンたちを・・・。     しかし、お前の攻撃はすでに解析ずみなのだよ。     ボーーンカッタァー!! ショクパン:・・・!!くっそぅ・・これまでですか・・・。 チーズ:ショクパンマーーン!待たせたな!! ショクパン:チーズさんですか・・・ぜ・・・ぜんぜん待ってませんよ。 チーズ:ぼろぼろじゃねぇか・・・。今、助けてやる。     アンパンマン起動!! アンパン:イエス、チーズ。 チーズ:敵はあの骨野郎。ホラーマンだ! ショクパン:アナタが救世主・・・アンパンマン? ホラー:俺を無視して、何を話してんだぁ?     何が出てこようと、バイキン帝国特攻隊長ホラーマン様には勝てないのだよ。     ボーーンカッタァ!! ショクパン:しまった! チーズ:アンパンマン! アンパン:アンパンウォーールッ!! ホラー:なにっ!?俺の音速のボーンカッターを一瞬で相殺しやがった・・・。 アンパン:僕の使命は国民を守り、バイキン帝国をぶっ潰すこと。 ホラー:ふざけやがって・・・集まれカビ=ルンルン!! ショクパン:無数のカビ=ルンルンたちがホラーマンに集まっていく・・・。 バタコ(通信):アンパンマン聞こえる?わたしよ、バタコ!!        このままでは周囲の仲間ことしか救うことができないわ・・・。        ベルトにボタンがあるでしょ?その赤いボタンを押して        こう叫ぶの・・・。 アンパン:ありがとう、バタコさん!じゃぁ、いくよ!! ショクパン:アンパンマン、危ない!! ホラー:ゴーストブラスターー!! チーズ:きゃっ! アンパンマン:アーーンパーーーンチッッ!! ホラー:ななななぜだぁぁ・・・     ぐぐぐぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!! バタコ:ホラーマン、・・・・せ、殲滅・・・! チーズ:あ、あの波動を切り裂いて・・・拳を当てるなんて・・・。 ショクパン:ま、まさに救世主・・・。 【ED】 ジャム:救世主の誕生に沸きあがるなか、戦闘は尚も激化の一途をたどる     戦乱の螺旋の渦に巻き込まれる英雄たち・・・。     死闘が繰り返される中に一輪の美しい恋の花が咲こうとしていた     次回、超色騎兵ANPAN-MAN エピソード2「戦場に花一輪」。 ショクパン:君と出会わなければ、この戦いに苦しみを持ち込まずに       すんだのに・・・。 バタコ:お楽しみにね。 end