アホウドリ日記

看板 2003/08/02(土) 23:48:00
今日、電車から見た看板。
「街のぶどうさんやさん」

……何だっ!? 何屋さんなのだこの店はっ!?

「ぶどう」と言ってるからには果物屋さんなんでしょう。
しかし、「ぶどう」に敬称「さん」をつけた「ぶどうさん」に
店を表す接尾語「〜屋」をつけ、さらにそれにまで敬称「さん」をつけている。

ややこしい。非常にややこしい。
何なのだ、この看板の意図するところは!?

と思って、もう一回見ました。
「街のどうさんやさん」

あ、不動産屋さんね。

…………。
責任者、クビだ。

ぼうづ 2003/08/05(火) 19:28:00
坊主頭の後輩曰く。

かつて彼はスキンヘッドを試みて、床屋で髪を刈ってもらったそうです。
しかし、髪のあった部分は地肌の肌色ではなく
刈られた髪の色が青く出てしまっていたとか。
そこの床屋さんの話によると、
髪の毛が強い(太い)人は、丸刈りにするとそうなるそうで。

てことは、街や映画なんかで見るスキンヘッドの人々。
彼らは実に繊細な髪の持ち主なんでしょうなあ……

眠れない 2003/08/09(土) 23:48:00
蚊一匹いるだけで、いつもの部屋が異次元空間に変わるのはなぜだろう。
おのれ、どこへ行った。
落ち着かん。

影武者? 2003/08/12(火) 23:59:00
本日、電車でたまたま隣に座った人の横顔が
高校時代の後輩にそっくりでした。

まさか……と思って確認を試みたのですが、
あまりじろじろ見るのも失礼かと思い、横目でチラ見。

しかし、相手はこちらに気づいていない様子で
なかなか顔を向けてくれません。
……うーむ、見れば見るほど本人だ……と思う。

何とか確認の手立てはないものか。
無論この場合、名前を呼ぶのが一番手っ取り早いでしょう。
しかし、間違ってたら我々のみならず、半径10メートル以内の空気が絶対零度。
いくら夏だからって、そんな中で30分も耐えられませんボク。

そこで、私は一計を案じました。
携帯電話のメールです。
相手から見える位置で、メール部分にその後輩のあだ名をさりげなく打ち込む。
相手がそれを目にして、もし反応すれば祝・本人決定。
周囲にはさもメールを打ってるかのように装いながらカマかけができるという、
まさに時代最先端の隠密術。

嬉々として携帯を取り出した、まさにその瞬間。
『車内での携帯電話のご利用は、他のお客様のご迷惑に……』

ぬおっ、何と狙ったようなアナウンスっ!?
おのれ謀ったなJR。人質とは卑怯な。

すごすごと携帯をしまった私は、メモ用紙と鉛筆を取り出して
それで同じ事をやるという手段に切り替えました。
ちょっとレトロになりましたが致し方なし。

というわけで、周囲にはさも覚え書きでもしてるかのように装いながら、
横方向から覗きやすい位置より
メモ用紙に後輩のあだ名、高校時代の部活名その他、
いくつかのキーワードをさりげなく列挙。

気づけ。気づくはずだ。お前が本当に奴なら。

しかし、かたわらの相手は一向に反応を見せません。
……人違い? そうなのか?

と、相手が財布を開きました。
そのポケットに入っているカード類の中に、
運転免許証(名前入り)がちらりと見えました。


目標、別人28号と確認。


意味あったんかい私の行動はメモ用紙および鉛筆をそそくさと片付け、
あとはそしらぬ顔で目的地まで乗ってました。

……結局人違いでしたが、とりあえず周囲には悟られずにすんだ。……と思う。
よって、失敗して悔いなし。……と思う。

とりあえず、あーよかった名前呼ばないで。



※追伸。

更新停止って言っときながら駆け込みでいろいろやってますが、
オフ会のプチメモアップしたら止めます。ほんとですよう……

あ、サイトBBSも止まりましたが、この日記のBBSは生きてますので
右のメニューからお気軽にどうぞ。

ほーむすいーとほーむ 2003/08/16(土) 22:37:00
アサドリ、帰省しました。
両親、兄弟とも変わりないようで、何よりです。

で、昼間の話。
寒かったので、家の網戸とガラス窓の両方が閉まってました。
父が出かけようとして家の外に出た時、
家の中にいる私と母に外出の旨を伝えようとしたらしく、
外から網戸をがらりと開け放って、窓ガラス越しに
「おーい、ちょっと出かけてくるから」と言い残し、
再びがらりと網戸を閉めて出て行きました。

父上も相変わらずのようで、何よりです。

冷夏 2003/08/20(水) 10:57:00
「夏は来ぬ」という歌があります。
「なつ・は・きぬ」と読むそうですが、
今だに戻り梅雨に悩まされている皆さん、
堂々と「なつ・は・ぬ」と読みましょう。

あ、上は歌詞じゃなくて歌のタイトルですからね。規約違反じゃありませんよ。
(このレンタル日記、著作権上、歌詞の掲載は禁止なのです)

パブロフ 2003/08/22(金) 19:29:00
私がケータイの電源を切りっぱなしの人間だ、ということは
以前ここに書いたとおりですが、
ケータイの電源を入れたときでも、バイブも着信音も切ってあります。
要するに、電源が入っていようがいまいが何の音も出ないわけです。

で、今日。
町に出かける私に父親から電話がかかってくる予定になっていて、
必然的に、電源を入れておくことになりました。
でも、店やどこかで着メロが鳴るのもなんなので、
バイブ着信にしておくことにし、外出しました。

外出後30分。
ケータイの電源を入れることを思い出し、スイッチオン。
で、メニュー画面を開いてバイブ着信設定にし、
電源を切ってポケットにしまい、おでかけ続行。

……。
……………………。

ぬおおおお!!

実際の人物、事件等とは一切関係ありません 2003/08/23(土) 18:28:00
「大臣、あの力士、ケガなのに優勝しましたよ」
「感動したッ!」

「大臣、コンサートはいかがでしたか?」
「感動したッ!」

「大臣、お子さんの人気が今ひとつですが」
「勘当したッ!」

SAGA 2003/08/26(火) 10:26:00
かつて、シャンプーしながらツノを二本立てて
「鉄腕アトム!」ってやる子供がいたそうです。
いま、シャンプーしながらツノを一本立てて
「はなわ!」ってやる子供、絶対いると思う今日この頃です。

渡りドリが行く・都庁編 2003/08/27(水) 00:51:00
昨日、東京都庁に行ってまいりました。

なぜかってと、身分証明書代わりに国際免許証を取るためです。
こここ国際っスよ国際! うひょお! ……まあそれはよろしい。

で、華の新宿駅。
ししし新宿っスよ新宿! うひょお! ……まあそれはよろしい。
噂の動く歩道を使い、目指すは都庁第二庁舎・新宿運転免許センター。
歩道の動く向きを電光掲示板で厳密にチェックして後、
居並ぶサラリーマンを蹴散らしの間をかいくぐり、
途中まで動く歩道で軽やかに前進。だってこの歩道、都庁まではないんですもん。
ともあれ、新宿駅から歩くこと約10分、見えてまいりました東京都庁!

ととととと都庁っスよ都庁!
で……でかいッ!!


山のようなと言うべきか、天を突くと言いましょうか、
この威容を表現する言葉がありません。
これを造るためにどれほどの人間が犠牲になったことでありましょうか(時代劇の見すぎ)
とにかく、20と○年の人生中、まさに最大級の衝撃の一つです。
雲間にそびえんばかりのその大きさに、思わず足がすくみ……

って、いかんいかん!
まだ門前に立ったばかりだと言うのに、早くも呑まれてしまっているではないかっ!
勇を振るって第一歩、敷地内に入ってみれば……

……うおおおお、広い!!

半円形の都民広場の弧の部分をとりかこむ都議会議事堂。
41メートルという高さもさることながら、その横幅もハンパじゃありません。
自分が小人になったようです。スケール感覚狂いそうです。いや、狂ったかも。
そして、広場の弦の部分に位置する東京都庁第一庁舎。
……何でしょう。私、アリンコだったんでしょうか。
あまりのサイズに、かえってピンと来ません。
いや、「高さ243メートル」なんて説明もピンと来ませんが。
とにかく、完全に魂抜かれてしばしアホウドリに。

……しかし、こんなところで立ちすくんでいても仕方がありません。
気を取りなおして前進前進。
いやー、慣れると楽しいですね、こういう所歩くのって。
何かこう異世界ですよ。社会科見学ですよ。

広場を抜けて、半地下のモールに入ります。
で、そこをひたすら突っ切って行った先が、目指す第二庁舎であります。
二重の自動ドアをくぐって一歩足を踏み入れ……

……って、あら?
もしかして私、浮いちゃったりしてますか?

そこここにスーツ姿の皆様。
対する私は、下こそ白い長ズボンですが、上は間違いようのないTシャツ姿。
暑さとは明らかに異質な、イヤーな汗
が背中に。

が、ロボット状態で周囲を見渡せば、目の前に談話コーナー。
そこにはお買い物用ブラウスのおばーちゃん、リュック姿の若い衆。

か、勝った。都庁に勝った。俺は間違っちゃいねえ。
ふへへへ。
※しかし皆さん、イヤな汗かかないためにも、せめてエリつきのシャツは着て行きましょう。

心身に余裕を取り戻し、辺りをぐるりと見渡せば、
うわあ、二階行きエスカレーター周辺が吹き抜けになってるじゃないですか。
さすが一国首都の中枢。気合い入れてデザインされてます。
楽しみながら二階・免許センターへ。

10分経過。
免許取得完了。
せっかくですから社会科見学と参りましょうか。
……え? どうかなさいましたか皆様? さ、次、次。

展望台などないものか。庁舎の地図を見ます。
……あら、ない。上の階は水道局ですか。
何だ気が利かん。展望台ぐらい用意しといて欲しいもんです。
などと考えつつも、一階へ。

ここには、本と文房具の売店があるのです。
やはり東京都庁、東京マップやガイドブックなどの観光用本、
手帳や万年筆などのオフィス用品が充実しております。
しかし、アントニオ猪木扇子てのはどうなんでしょう。
「1、2、3、ダァーッ!」と「闘魂」の二種類がございましたが、
都庁にあるってだけで、いや都庁にあるばっかりに笑えます、ってか微妙に不安です。
都政にも破壊力とエネルギーが必要と見える、と好意的解釈をしておきましょうか。

売店を出て、もと来たルートを戻ります。
半地下のモールを通って第一庁舎の前を……
って、何だろうこの立て看板は。

「展望台」

……うおおおお! グレイト!!
 243メートルは伊達じゃないぞ第一庁舎!
実際は、展望台は202メートルの高さですが、それでも45階。相当な高さです。
舞うように飛び込み、エレベーターを探します。
展望台は南北二つありまして、この日は南側がお休みだったので
北側の展望台行きのエレベーターへ。
何と、これが展望台直行だったりするのですよ。いやあ素ン晴らしい。

エレベーター前に並ぶ人々。やっぱり観光客、多いですね。
ちょうどよくエレベーターが来たので、一緒に乗り込みます。
閉まり際に、係の人のアナウンス。
「約55秒で展望台まで参ります」
……時間測って、「0.5秒遅い!」とか言いたい衝動に
とてもとてもかられたのですが、やめときました。あんまり意地悪ですもんね。
でも、「すみませんコーチ!」とか返してくれるお茶目な係員さん、いないもんでしょうか。

というわけで上昇。ひたすら上昇。
電光の回数表示が、徐々にカウントアップされていきます。
30、31、32、うわあ、来たことないよこんな高層。
何が見えるんでしょうね。どう見えるんでしょうね。もう未知の領域です。
やがて表示は45、扉の先には新たな世界!
グローリアス! いざ行かん栄光の地へ!

一歩外へ。
……おおお、ここが地上202メートルの世界かっ。
さっそく南東側の窓にはり付きます。




…………ぐ。




ついさっき通ったあの半円の都民広場、その大きさにあれほど圧倒された都議会議事堂。
そして今日まで見上げんばかりの高さだった、新宿の摩天楼。
それを見下ろしている。
都民広場を人が通ってます。米粒のようです。
……いかん。真下近くを見ると、この高さに吸われそうです。

遠くに目をやります。お、代々木公園。意外に近い。
NTTドコモの尖塔も東京タワーも確認。
遠くにかすんで見えるアレは、パンフレットによるとレインボーブリッジ。
都内有名どころが手にとるようです。
……と、おお、あれは!

アサドリ、六本木ヒルズを見てまいりましたッ!
東京都庁から。

続いて北東方面。新宿住友、新宿三井、高いビルが続きます。
中央線も見えるようですが、確認できず。

……と、さっきから聞こえてくるアンデス調の演奏。
てっきり館内放送かと思っていましたが、音が近すぎる。
振り返ると、展望台のすみっこで演奏してらっしゃる!?
うお、これがまたすごい。
口で笛(ハーモニカのように、指なしで吹けるやつ)を吹きながら手で弦楽器を鳴らし、
さらに右足でドラム(足用)を叩きつつ左足でマラカス(足用)を鳴らす一人四役。

やるなお父っつぁん。……はっ、まさか南米からの出稼ぎで!?
……と思ったら、どうやら日本人の様子。でもよく間違いませんね。やっぱすごい。

で、展望台より西側を眺めます。
こちらは間近に高いビルがないせいで、遠くまで見えます。
見渡す限りびっしりと、家々が海のようです。
マッチ箱のような、とよく言いますが、そんなものよりずっと小さい。
でもやっぱり、みんなあの一つ一つの中で、日々泣いて笑って息をしてるわけで。

都庁に来てから今までが実に不思議です。自分のいる位置は大きいのか小さいのか。
小さいところにいると、大きいものがやたら恐ろしく思えます。
でも大きいところにいると、小さいものは小さすぎて目に止まりません。

って、あら、哲学的。もしかしてスゴい?(←人間小さい証拠)
……はい、台無し。

南側の売店に回ります。
キーホルダーからスカーフまで、やっぱり一通りあります。
面白いところでは江戸開府400年記念の浮世絵ピンバッジや浮世絵レターセットなど。
剣玉や金魚バケツなんていうレトロなものもございました。
あとは都庁ハンコつきミニ色鉛筆とか。
携帯に便利なボール紙の筒入りでした。

そろそろ時間も押してきたので、下りのエレベーターに乗ります。
で、ドアが閉まる刹那、目に飛び込んできたもの。

「来庁記念スタンプ」
しししまったあああ押しときゃよかった!!
がしょーん。
(扉の閉まる音)

……というわけで、アサドリ都庁ツアーはこれにて幕でございます。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。

で、蛇足。
都庁展望台、中央がカフェになってるんですね。
私の行った北展望台のカフェ、その名も「North」。
でも、「ノース」って読みじゃないんですね。
このあからさまなネーミングを押し隠さんばかりに、
展望台の立て看板からパンフまで、ことごとく「ノルテ」ってルビが振ってあります。
何語だろう。ドイツ語かな。

一度でいいからやってみたいなあ。オフ会in都庁北展望台内カフェ・ノルテ。
「史上最のオフ会! ロックマンXと都政を語る会」
接続詞「と」の解釈を間違えるとすごいことになります。

……お後がよろしくないようで。

高校?生 2003/08/28(木) 01:10:00
本日、セーラー服を着てまいりました。

……いえ、ソッチ系の趣味はないですよ、仕事です。
……あ、いえいえ、そんな仕事じゃないですってば。
知人が映画学校通ってて、卒業制作で映画撮るので、そのエキストラに。
女性が足りなかったようで。
……え、私の性別? いやだなあお客さん。

というわけで、成人したくせに女子高生のふりでございます。
うわぁ、犯罪新鮮。ホント新鮮。

同じエキストラでセーラー服を着た友人曰く。
「このカッコで交番前に行ってタバコ吸ってみたいよねぇ」
おお、素敵だ。
でも私はむしろ、コンビニあたりで買ったアンパンの袋を片手に交番前で
「ねー、アンパン買ってきたけど、吸う?」
てのをやってみたかったりします。

上に「ク」がついて下に「モ」がついて 2003/08/31(日) 23:21:00
最近、家の中によくクモが入り込むのです。
体長2〜5ミリぐらいのちっちゃい奴らでして。

私はそういうの別にダメではない、
いやむしろこいつらがその辺にいるたびに心和むのですが、
虫がきらいな人がいるので、家の中に置いとくわけにも参りません。

で、見つけるたびにつかまえて外に放そうとするんですが、
近づいたり何だりすると、こいつらがまたぴょんこぴょんこ跳ねる跳ねる。
あっち行ったりこっち行ったりでもう、毎度収集つきません。
しかも糸引くし。これがからまると微妙にうっとうしいのですよ。
ええい見苦しいぞ。悪いようにはせんと言うに。

で、こいつら。外見もアクションも似てるのですよ。
士郎正宗原作のマンガ「攻殻機動隊」に出てくるロボット(?)
「フチコマ」に。

知らない方のために補足しますと、「フチコマ」とは
近未来の警察の一部が使ってるロボットで、お巡りさんが中に乗り込んで移動します。
外見はクモそっくりで、街中走ったりビルからワイヤー使って飛び降りたりします。

というわけで、こいつらをこっそり「フチコマ」と呼んでいるのですが、
特にちっちゃい奴には「プチコマ」のあだ名を進呈。

あ、また跳んだ。

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