アホウドリ日記

日常とか。 2003/12/09(火) 14:02
親愛なる日本の皆さん。
長袖着てますか。
今週のトリビア金の脳賞は何ですか。
テツトモ、ボブ・サップはまだいますか。
モーニング娘。は今何人ですか。
ベルセルクは何巻まで出ましたか。
どなたか私の代わりにロックマンXサントラ集買い置きしてくれませんか。

きわどいネタ。
この国における私の呼ばれかた。
・私のステイ先の女の子(3)「ゴコー」
・この国の隣国人留学生(18)「ジュートー」
・この国の学生(20)「コー」(←前方省略)
私の本名は何でしょう。
いや、わかっても書き込んじゃイヤンです。わからんか。

さらにきわどいネタ。
腹下しから来る腹痛の際の2ヶ条。
ネタがきちゃないので、食事中の方とか苦手な方は見ないが吉。
平気じゃという猛者は、下をドラッグしてください。
・その一 うかつに身動きしてはならない。
すでに臨界に達している腹具合に拍車をかけること必至。
おとなしく小康状態を待つのが正解。
・その二 うかつに放屁してはならない。
あえて理由は述べませんが理屈は同じ。特に水下痢のとき。


さらにもっときわどいネタ。が続くはずだったのですが、
ダウンロード版では自主規制。ごめんなさい。

異文化交流は笑いだけではありません。涙だって満ち満ちています。
でもその涙をいかにネタにできるかがライフワークとなりつつあったり。

三題 2003/12/15(月) 16:43
すいません前のネタがちょっときわど過ぎました。
もうグロネタは無しの方向で行きます。あ、下ネタも。
でもあえて削除はしません。カットしました。
というわけで、穏当なネタを。


「バアさんや、ご飯まだかいの」
「おじいさん、さっき食べたでしょ」
「バアさんや、メガネどこかいの」
「おじいさん、さっき食べたでしょ」


うわあ、ちっとも穏当じゃないっ!?
も、もう一つ。


「先生、サンスクリット語で『テレビ』って何て言うんですか?」


いや、実話じゃありませんよ、誓って。
では、最後は実話で締めましょうか。


私のステイ先のお母さん(35歳?)は、7人兄弟の長女です。
内訳、男3人、女4人。
この前、その弟さんの一人(24歳)と話す機会がありました。

私「あなたは上から何番目なんですか?」
彼「僕? ああ、僕には姉が4人いるんだ」

・・・何っ!?


ほう、それじゃあ男3人の結束はさぞかし固いんでしょうなあ、
と聞くだけの語彙力は、残念ながらアサドリさんにはまだ、ないです。

今回は真面目に。 2003/12/30(火) 15:05
ええと。
クリスマスイヴから4日ほど、遠出しておりました。
バタバタしてる間に年賀状出し忘れました。
その旅に関しては、時間ができたら書く予定です。

で、本文。年の瀬ですので、今回は真面目に。最近切なかったあれやこれやを。


その1。
現地の友達と話をしていて。

おまわりさんの回でも書きましたが、
ここの国の人は日本人に対しておおむね好意的です。
日本がずいぶんと援助していますし、第二次大戦中にほとんど侵攻されなかったので。

友達「○○(←ここの国名)人は日本が好きなのよ」
私 「でも、アジアの他の国には日本を嫌ってるところも多いよ。戦争中に軍事侵攻があったから」
友達「そう?」
私 「そう。中国、朝鮮半島、フィリピン、オーストラリア……」

国名を一通り挙げ終わったとき。
彼女は、笑いながら自分の足元を指差しました。

さっき私は、この国にはほとんど侵攻しなかった、と書きました。
でも、それはつまり、ちょっとは侵攻した、わけで。
少なくとも、戦争を知らない世代にまで語り伝えられるほどには。

歴史は消せません。
関係のない世代にまで、否応なしにのしかかります。
どっちが悪いとか、やり返してやるだとか。きりがありません。
たとえそんなこと思ってなくても、事実だけは続いていきます。


その2。
前回の日記で書いた、ステイ先のママの弟さんと話していて。

まず大前提。
さっき書いたとおり、日本はこの国に結構な援助をしています。
ここの道路はコンクリートがでこぼこだったり、
ちょっとわき道に入ると穴だらけだったりするのですが、
日本の援助でできた道路と橋は、私が見た限りでは、ほぼ例外なく良質です。

で、この弟さん(以下、「彼」)。
彼は数年間、隣国(ここより豊か)に留学していて、
現在はエンジニアをしています。
つまり、相当レベルの教育を受けた優秀な人材です。
大前提、以上。

日本の援助でできた橋を、バイクに二人乗りして渡っていた時。
彼は、英語でこう言いました。

「僕はね、この国はいっそ日本の植民地になればいいんじゃないかと思うんだ」

私「なんで?」
彼「見てごらんよ、この橋は日本の援助でできてるだろ。うちの政府、お金がないから」
私「いや、駄目だ。それは駄目だよ。そんなことになったら、日本人はきっと、この国を見下すようになる」
彼「そうかな? 今は昔の植民地主義とは違うだろう」
私「変わってないよ。同じだよ。今だって日本にはそういうところ、あるもの」
彼「今も?」
私「今も」

彼のセリフは、無論冗談です。
それにしても、一独立国家の国民、それも知識階級の人間をして、
他の国の植民地になりたい、と言わせるだけの現状があるわけで。

そして、そんな現状を見下してる人々がいるわけで。
この国が好きで留学してる私だって、心のどこかではそうなわけで。
そんな部分が心底嫌で仕方ありませんが、未だにそれは消えないでいます。


この国に来て、はや3ヶ月。
ネタまみれの日々ですが、たまには異郷で悩んだりもしております。

お釈迦様とか、ジーザス・クライストとか、アッラーとか。
その他の偉い神様や思想家の皆さんは、
修行が足らん、と叱るでしょうか。
それとも、これが人間さ、と、苦笑いしながら肩をたたいてくれるでしょうか。

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