アホウドリ日記

ぼくらはみんな生きている 2003/09/01(月) 23:34
サントリーの清涼飲料水「Gokuri」の広告に出てくる
金魚やカエルやひよこがお腹を壊しはしないか、
フィクションと知りながら心配なアサドリさんです。

今日、駅前で人を待っていました。
私はその時、グレーのスニーカーを履いていたんですが、
そのスニーカー、一点赤い色が入っているんですね。
そしたら、汚れて黒っぽくなったハトが一羽寄ってきまして、
その赤い色を木の実かなんかと間違えたらしくて
しきりとつついていたのが、妙におかしいやら切ないやら。

渡りドリが行く・大阪編 2003/09/06(土) 00:08
きのうおととい、電車七本アクロバット乗り継ぎして大阪へ一泊二日。
国立民族学博物館を見てまいりました。

ええ、いろいろありました。
延々書くわけにもいかないので、かいつまんで。

一日目。
朝6時に家(東京)を出て、電車を乗り継ぎに乗り継いで
(途中、制限時間3分で新幹線に滑り込んで)博物館へ直行、
閉館ギリギリ(午後5時)までねばった後にまた電車二本乗り継いで
(道に迷ってさんざっぱら遠回りした挙句)宿にチェックインして
死んだように睡眠。

二日目。
朝9時にチェックアウトして10時開館と同時に滑り込み、
(前日の疲れに負けてソファーで寝てたら女性係員さんに思いっきり心配されつつ)
午後3時50分まで頑張ってどうにか見学を終え、
駅までスパートかけて電車に滑り込んで、帰ってきたのが夜の9時。
で、9時15分には悠々とNHK時代劇「蝉しぐれ」(原作・藤沢周平)を鑑賞。

ちなみに、旅行の総支出4万円。
そのうち、食費、688円。
内訳。
清涼飲料水500ml×2本で138円。ただし激安ショップで買ったため。
調理パン3個×2袋で400円。ただしパン屋の本日閉店間際セール。
生茶500ml×1本で150円。これは正規のお値段。

で、この二日間の私の食生活。
とりあえず、清涼飲料水は、一日一本ずつ消費しておりました。
お茶は、ノドが乾いてしょうがなかったので、帰りの駅で買ったのです。
主食はというと。

一日目。
朝食は食べてきたからいいとして、昼食。
博物館の展示がなかなか面白かったし、入場料を払ってもいたので、
「一食ぐらい抜いたって死にゃしねえよな」という危険思想倹約令に負け、
まんまと昼食抜き。

夕食。
どうせ宿近くにコンビニか何かあるだろう、とタカをくくって
駅前のコンビニをスルーして先を急いだのが運のつき、
コンビニどころか食い物の気配のカケラもない道を延々とさまよい歩くハメに。
ちょっと高価だったので宿の食事も予約しておらず、
またしても先ほどの危険思想倹約令が発動しかかったところでパン屋発見。
で、表面は人の皮をかぶりつつ、飢えた獣の目で店内を物色。

「調理パン(コロッケが挟まってたりポテトが入ってたりするアレら)3個400円→200円」

ふごあああああああああ(野獣、心の雄叫び)!!


表面は人の皮をかぶりつつ、飢えた獣の手(前足?)で、
愛しのパン様が三つずつ入れられた袋を選ぶ。
だってほら、いろいろあるんですよ、マヨネーズ乗ったやつとかカツのとか。
中身カブったら切ないじゃないですかこの袋二つで今日明日もたせようってのに。

今夜二個半食べて明日の朝一個半食べて昼一個半食べて帰りの列車で半分食べて
とか
そういうせちがらい計算は瞬時にできるんですよね、人間。
……え? 私だけ? 恥を人類全体に一般化するなと?
失礼いたしました。

ともかく、隣のおにーさんとそこはかとなく取り合いになりつつもパン二袋ゲット!
(おにーさんありがとうございましたレジ譲ってくれて。いい人です)
ほしたら何と。
レジのおばちゃんが、
「これ、健康にいい酵母パンだから食べてみて」
とぞのたまひつつ、あなや、食パン一枚おまけに入れてくれ給ひけるよ。

ビバ大阪! ビバ商人!!
今夜二個とこれ一枚食べて明日の朝一個半食べて昼一個半食べて帰りの列車で残り一個食べて!!


幸せに舞いつつ宿にチェックイン。
計画通りに喰らって風呂入ってベットに横になって後は夢の中です。

翌日。
何かどうしようもない夢に悩まされて目覚めてみると、両腕が体にからまっておりました。
これをほどくところから一日がスタート。
ああ爽やかな。
まあそれはともかく、パンの消費量は計画通り。
帰りの新幹線で最後の一個を食したのです。

ついでながら、私の大阪みやげ。
粟おこし二つと、お好み焼きせんべい一つで1800円。

※国立民族学博物館、本気でおすすめです。
 世界各地の伝統の日用品や宗教用具その他が盛りだくさん。
 二日じゃ見きれません。面白いですよ。

かなしくないもん 2003/09/08(月) 21:37
俺のいない日本でBOSSコーヒー新ヴァージョン「仕事中」「休憩中」が出る。
俺のいない日本でロックマンXゲームサントラ集が出る。
俺のいない日本で「子連れ狼」「水戸黄門」「蝉しぐれ」が佳境に入る。

ぐおおうおうおうおう……

バカの壁 2003/09/11(木) 11:51
『バカの壁』という本が売れているそうです。
既成観念や第一印象が邪魔をして、物事の本質を見抜けない状態を指して
「バカの壁」と言うのだとか。

私の母がこの本を買いに、本屋へ行った時のこと。
売れている本だから当然平積みになっているだろうと考えて
ひたすら平積みの本の中を探していたとか。
しかし、目指す『バカの壁』は見つからず、
店員さんに訊いたそうです。
すると店員さん、すたすたと本棚の前まで行って、
棚の中から無造作に一冊、目指す本を抜き取ったとか。
で、その棚を見てみると。

ぎっしりと『バカの壁』で埋め尽くされた本棚が
眼前にまるで壁のようにそそり立っていたとか。

「これこそが『バカの壁』なのだっ!!」


母は心から悟ったそうです。

「オチなし」あるいは「渡りドリ、異国へ」 2003/09/12(金) 12:21
地元の夢を見ました。

高校の時の通学路を通って帰宅しようとしていました。
高台になっていて、市内(盆地)全体を見渡せるところがあるので、
そこで景色を見ていました。

で、目が覚めました。

ともあれ、アホウドリ、本日出発でございます。
落ち着いたらまた、この日記、続けます。

近況ッ 2003/09/28(日) 17:23
異郷からこんにちは、アサドリです。
そろそろ死亡宣言出てそうですが、生きております。

こないだお腹壊して病院行ったら
アメーバ様がおわしましたが、現在は無事回復。
ただしあと10日は薬漬けです。(オーバー)
どうやら夕食の生ハルマキに大当たりした模様。

ええと、私のいるアジア某国ですが、
・大陸にあります。
・世界遺産あります。
・日本から見れば常夏です。

まあ、こんなところで。

で、今回はバイクについて。
バイクタクシーが職業として成り立っております。
バイク多いです。車より多いです。
で、バイク免許いりません。
10歳ぐらいの男の子がばーちゃん後ろに乗っけて
走ってます。

いや、道交法自体どうなってるのか怪しい。
運転手の後ろに黄色い衣のお坊さん二人乗ってたりとか
家族四人(父、母、幼児二人)でGO、とかもう普通
であります。
お父さんが運転、お母さんが後ろに乗って
幼児1はお父さんの前に座り、幼児2はお母さんが抱っこ。

ほんでもって、ヘルメットかぶってる人間がいない。
みんな帽子とか、頭そのままで
パラパラパラパラ走ってくわけです。
ヘルメットが高価なせいもあるんですが。
で、家庭に一つしかないヘルメットを
子供にかぶせて運転している家族も見かけます。エライ。

ついでに、信号もほとんどありません。
主要な通りの主要な交差点にいくつか、ぐらいで
横断歩道もほとんど見ない。
そんな道路の、バイクの洪水、とは行かないまでも
バイクの川のようなところを我々歩行者は渡るわけです。

どうやって渡るかって?
気をつけて渡るんですよ。

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