#こちらは一つのゴーストの中で\0に設定されているキャラクターを二人登場させるパターンです。ゴーストを二つインストールしなくても良く、着せ替えがない場合は実装も簡単でシンプルに済みます。 「同じゴーストを複数インストールさせ、同時に起動させる」という事に特別な意味を感じない場合はこちらがおすすめです。 ここでは、同じキャラクターが\0にも\1にも登場しているモードを便宜上「ダブルモード」と呼ぶ事にします。 #まず準備として、↓の記述をゴースト内に加えてください。 *OnKeyPress >(R0)が押された *wが押された (デフォルトサーフェス1)!=0 \1\![set,scaling,-100,100](set,デフォルトサーフェス1,0)(0) *wが押された (デフォルトサーフェス1)==0 \1\![set,svaking,100,100](set,デフォルトサーフェス1,-1)(-1) #↑はキーボードの「w」を押すたびに、\0の隣に\0のサーフェスを反転させた\1が登場する/消えるを繰り返す機能です。 以下の記述では、ここで設定した「\1のデフォルトサーフェスが0になっている」という情報をダブルモードになっている事の確認に使っています。 ※注意※片方のシェルを反転させる処理を加える事で、右向きや左向きのシェルのゴースト同士でも向かい合っているように表現する事が簡単に出来ますが、画像を加工(左右反転などを含む)して使用する事を禁止しているフリーシェルもありますので、自分で絵を描いたのではないシェルは利用規約などをもう一度確認してみてください。 #\1のデフォルトサーフェスは0でなければいけないわけではありません。必要に応じて別のサーフェスにしてください。 二人目の\0を、二人目ではなく三人目の枠に登場させたい場合は、\1の代わりに\p[2]と書くと三人目の枠を使用してダブルモードを発生させられます。そちらの方が都合が良いと思う場合はそうしてください。 #「*OnkeyPress>(R0)が押された」は、自分のゴースト内に既に記述してある人は書かなくて構いません(記述してあるか分からない人は確認してみてください。自分で書いた覚えがなくとも、使ったテンプレートによっては初めから書いてある場合があります。)。 #ダブルモードを発生させられるようになったら、ダブルモード用のイベントを用意します。 #↓ダブルモードトーク例1 * (デフォルトサーフェス1)==0 (choice,\0,\1)(1)良い天気だね。(when,(H0)==\0,\1,\0)(2)そうだね。(when,(H0)==\0,\0,\1)\n明日も晴れるかな。 #↑はダブルモードの時に\0か\1のどちらかがsurface1で「良い天気だね。」と言い、「良い天気だね。」と言ったのではない方がsurface2で「そうだね。」と返し、「良い天気だね。」と言った方が更に「明日も晴れるかな。」と返すランダムトークが発生するものです。 #イベント名を「.が押された」などにする事で、ランダムトークではなく、任意で発生するイベントにする事も出来ます。 #話をするのがランダムでなくて良い場合は、通常のコンビゴーストと同じようにトークを書いてください。 #触り反応と当たり判定について シェルの当たり判定は\0と\1で同じ物が使いまわされるので、\1側に新しく当たり判定を作る必要はありません。\0の頭撫でのイベント名を「*0headなでられ」と書いていた場合、\1の頭撫では「*1headなでられ」という風に数字を書き換えた物を追加する必要があります(頭撫で以外の反応も同様です)。 #シェルに着せ替えがある場合に必要な事 シェルに着せ替えがある場合、同じsurfaceであっても\0と\1で着せ替えは別々になっているので、「shell」フォルダ内の「descript.txt」に、\1用の着せ替えの記述を追加する必要があります(「surfaces.txt」を触る必要はありません)。 例えば、「descript.txt」に sakura.bindgroup100.name,服,冬服 とある場合、このままでは\0にしか冬服は着せられないので、 sakura.bindgroup100.name,服,冬服 kero.bindgroup100.name,服,冬服 のように、\0と\1両方が冬服を着られるように記述を追加する必要があります。 #おまけ #あらゆるゴーストには抱き締めイベントがあると助かりますよね!キーボードショートカットで発生させられると更に便利で助かりますよね! *downが押された (when,(デフォルトサーフェス1)==0&&(対象)==右,\0((φ\0を抱き締めた)φ。)\n(抱き締め))(when,(デフォルトサーフェス1)==0&&(対象)==左,\1((φ\1を抱き締めた)φ。)\n(抱き締め))(when,(デフォルトサーフェス1)!=0,\0((φ\0を抱き締めた)φ。)\n(抱き締め)) @抱き締め ぎゅーっ! *rightが押された $対象 右 *leftが押された $対象 左 #↑はキーボードの「↓」を押すと\0を抱き締めるイベントが発生する機能です。ダブルモードの時には、キーボードの「→」か「←」を押す事で\0を抱き締めるか\1を抱き締めるかを切り替えられるようになっています。 #「downが押された」の部分を書き換える事で、キーボードの「↓」ではなく、マウスホイールクリックや選択肢などで抱き締めるようにも出来ます。