・ether 閉ざされた楽園 禁じられた永遠 罪人の行方は 流刑の最果て 謀の先は 猛追の弾幕 なよ竹揺れる影 二人、身を隠した 生命の渦の底にて 息潜め見上げた 月は蒼く笑うと知ったあの夜 夜風に吹かれ天衣舞い上がり 星の川に流れ瞬く 綴れぬ御伽噺を ねぇ永琳 この空に浮かべて 月明りの魔性 あてられ騒ぎ出す 兎達の献酬 宴は丑三つ 立ち込める薄煙は 禁薬の余燼 千年の記憶は 時を得ず甦る 眠り過ごす日々に 揺蕩う夢のあと 待宵空響く 無常の詩 流るる叢雲艶姿を隠し 罪の鑑となりて 果てなき夜は夢物語 永遠に 紡ぎ続けていく あの日あなたが零した涙は 遠い記憶の中瞬く 消せぬ過去よりこの手を握って ずっと側にいてよ ねぇ永琳!! 竹の葉が風に揺れる夜は 空に今を描いて 満ちては欠けてゆくこの心を 永劫に 戻れない星より輝かせ 淡き夢にその声で目を覚ます 長き髪を揺らして 語り尽くせぬ思い出より ねぇ永琳? 伴に須臾を重ね 二人で踊る夜は 永久に続いてゆく