冒険の進め方を知ろう―製造職編―
さて、では実際に、それぞれの志望の職種について簡単に概説していきましょう。こちらは製造職志望の方向けの内容です。
製造職を志望されている方は、それぞれどんな武器・防具・道具などを作りたい、というような事がある程度固まっているのではないかと思います。そして、基本的にはその育て方はどんな種類のものを作るのでもほとんど同じ。たくさん作ってスキルレベルを上げる、それだけです。ですが、それだけでは簡単すぎるのでちょっとだけ解説してみましょう。
初心者クエストが終わったら―スキルレベルを上げよう―
先述の【基礎編】冒険の進め方を知ろう!で解説しましたが、君主Onlineにはクエストという概念があります。そのうち、製造職向けの方にはほとんどの製造業ごとに製造クエストが用意されているのでそれを進めつつ、たくさんの物を作りつつ(製造クエストは急いで進める必要は無いです、たくさん物を作る事を主体にした方が効率的)といった感じでスキルレベルを上げていきましょう。
しかしながら、スキルレベルを上げていくためには多くの素材が必要となります。なので、製造一本でやっていくのはなかなか難しいです。というわけで、何らかの素材集め策を用意していく事が必要です。その為、製造業とは別に戦闘で素材集めをしている方も多いようです(戦闘職と製造職でキャラを分ける人もいますし、一緒のキャラで行っている人もいます。メリット・デメリットは後述)
また、製造職についてはそれぞれの製造業の匠という既に熟練したスキルの人たちがいます。そういった人達は、効率の良いスキル上げ方法(何を作れば一番効率よくスキル経験値を稼げるかなど)を知っていたりするので聞いてみると良いかもしれませんね♪その他では「君主Wiki」にそういった情報についてまとまっているので参考にしながら育てていくと良いと思います。
複数の製造業を営みたいけど可能?
さて、製造職を極めたい人の中には複数の製造業を行いたい人もいると思います。例えば、防具全部を作れるようになりたいとかですね。
結論を言うと、これは概ね可能です。実際、兜・鎧・靴・ベルトをかなり上位のものまで作れる上に武器も一種類は最上位まで作れるって人もいますし。ですが、敢えて概ね可能といったのは、営みたい製造業が多すぎる場合、極める事が難しいって事なんです。というのも製造に留まらず、全てのスキルがそうなんですが、スキルレベルは大きく「基本レベル」「装備品によるレベル」「技術経験レベル」に分かれていて、この内の「基本レベル」という部分が引っかかってくるからなんです。
- 基本レベル
- 本を読むことによって得られる技術スキルレベル。一種類の技能につき30冊まで読むことができ、1冊につき1スキルレベル上昇する。本を読むためにはボーナスポイントが必要。ボーナスポイントはキャラクターのレベルが上がるごとに貰える為、本もキャラクターのレベル分の冊数(レベル80であれば80冊)しか読むことができない。
- 装備品によるレベル
- ネックレスや服など装備品によって加算される技術レベル。
- 技術経験レベル
- 製造などを行うことによって得られるスキル経験値で上昇するスキルレベル。
具体的には上記のような形で分かれるんですが、これら全てをMAXにした状態で初めて製造スキルレベルをMAXにする事ができます。従って、扱う製造業が多すぎる場合、本を読みきれないという制約がありますのでスキルレベルMAXにするのは難しいんですね(もっとも装備品によるレベルで大分代用は可能なんですが)。ですが、実際問題として、スキルレベルはMAXである必要性というのはそこまで多くはありません。最上位の武防具を製造する機会というのはほとんどないですし、ニーズもほとんどありません。なので、実質的にはMAXスキルまで上げる必要はなかったりします。「飽くまでMAXスキルを目指すんだ」というこだわりが無ければ、1キャラで複数の製造業を目指すのは可能です。
まぁ、1キャラで製造業を複数営んでも良し、幾つかキャラを作って製造業を分割しても良し、お好みでイイと思います。ただ、製造業を極めていく為には膨大な素材が必要となりますので、素材がある程度集まるように素材集めの手段を持っていた方が良いでしょう。また、複数の製造職をいっぺんに極めようとすると、やはり素材不足で難儀し中途半端にしか育てきれないという事もあり得るので、複数の製造業を営む場合は1つの製造スキルを育ててから増やしていく、といった感覚で行っていくと良いと思います。
戦闘職と製造職を同時に行う事は可能?
製造職を極めるためには膨大な素材が必要という事を話しましたが、その素材集めの方法として狩りがあります。その為、最初は製造一本を考えていた人も狩りを考えるかもしれません。そこで、戦闘と製造を同時にしてみようと考える方もいると思いますので、それについて書いてみますね。
実際、製造と戦闘を同一のキャラで行っている人は結構多くいます。逆に、製造と戦闘を分けている人も多くいます。というわけで、キャラを分けるか、キャラを同一にするかでのそれぞれのメリットを簡単にまとめておきましょう。
- 戦闘・製造でキャラを別にする事でのメリット・デメリット
- メリットとしては、ステータスを全て戦闘関係に振れるので戦闘で強くなりやすい。また【戦闘職編】冒険の進め方を知ろう!~戦闘職希望の方の為の基礎講座~で話したが、多くステータスを振ることによってドロップ制限・経験値制限が掛かる場合があるので、序盤にそれを回避する事ができるのもメリットの1つ。デメリットは、課金アイテムで製造と戦闘の両方のスキルレベルが上がるものもあるので、両方に課金アイテム効果を付与したい場合、倍の課金が必要となる。
- 戦闘・製造でキャラを同一にする事でのメリットとデメリット
- 上記の逆。課金アイテム効果を同時に得ることができる分、課金する場合は1キャラ分、リアルマネーを抑えられるのがメリット。逆にステータスは戦闘に必要なステータスに加え、製造に必要なステータスも振らなければならない為、強さを極めるのには適さない(素材集めには然程支障はない)。上記のドロップ・経験値制限は冒険の後半から製造を行い始める事で回避できるので、それほど問題ない。
どちらもメリット・デメリットがあるので、お好みでやってみましょう。